究極の占いは「継続的カウンセリング?」
ふと、超素朴な疑問が浮かぶ
「人は何を占って欲しいのだろうか・・・」
単純に言えば
「未来が知りたい」
「どうすれば良いか知りたい」
しかしその裏には
「自分は○○になりたいけどなれるのか」
「自分は○○だと思うけど正しいのか」
という「自分は」という枕詞がついてくる
例えば
「Aさんは将来大金持ちの社長になる」
という絶対的な未来があったとする
Aさんが占い師の元に来て
「将来を占って欲しい」
と一言
占い師はもちろん
「Aさんは将来お金持ちの社長になりますよ」
と占いをして
Aさんは喜んで帰る
・・・・・・
何年もたち、未来の時となったとき
実際にAさんはお金持ちの社長になっている
しかし
毎日仕事だらけでプライベートの時間はほぼ無し
家族もできず、1人で夕食・・・
ここでAさんは
「こんなの望んだ人生じゃない」
と叫ぶ・・・
そう
人が望むのは
ある一定の状態があることではなくて
「自分が思う通りにその状態が起こっているかどうか」
ここが重要
自分は○○・・・、自分が○○・・・、
常に、一般的な事ではなくて
自分の思いや願望、希望といった
心の状態が重要となるのです
ある占い師は
当てることはそれ程難しいことではない
と言ったりします
これは
結果的にそうなることは分かっている
しかし
そこまでの過程の中で
その人がどれくらい苦労するかは
なかなか伝えずらいもの
と言う意味が込められている
ここまでくると
占いが当たるか当たらないかを気にしているのに
結果が出ると
自分が求めた過程があるかどうかが問題となる
ということになってしまう
これを突き詰めていくと
究極の占いは
「その場で未来を当てる事」
ではなく
「常に寄り添い助言を続ける事」
という事になるのかもしれないですね